【生年月日】1938年1月19日
【学歴】東京芸術大学美術学部工芸科(漆芸専攻)卒業(1960)
主な活動
1965以来 | 春日大社など国宝、重要文化財の漆工品修理や復元模造 |
1981~1984 | ドイツ バーデンベルテンベルグ州の依頼によりシュトゥットガルト市リンデン博物館の中国漆器約20点を修理 |
1993 | 文化財の保存及び修理に関する国際研究集会(東京国立文化財研究所主催)にて「日本の漆工品の修理」について発表 |
1993 | 正倉院宝物伎楽面の修理にも携わる。(現在に至る) |
1994 | 選定保存技術「漆工品修理」保持者(現在に至る) |
1997 | バイエルン州文化財研究所と東京国立文化財研究所共催の漆及びニス等の伝統的天然樹脂塗膜の劣化と保存に関する研究プロジェクトのシンポジウム(ミュンヘン)で日独学術交流メンバーとして講演 |
1998 | ライプチヒ文化財メッセの日独共同修復シンポジウムにて日独 学術交流メンバーとして「漆工品の修復」について講演 |
1997以降 | 在外日本古美術品保存修復協力事業に携わり、米国クリーブランド美術館、メトロポリタン美術館、ベルリン東洋美術館の漆工品修理を行う。 |
1999 | 重要無形文化財「螺鈿」(各個認定)保持者(現在に至る) |
2000 | サンフランシスコ アジア美術館主催の同館所蔵漆工品の修理セミナーにて講演 |
2000 | 日蘭交流400年記念日本現代漆芸展に出品。シンポジウムにて講演 |
2003 | 工芸技術記録映画「螺鈿-北村昭斎のわざ-」の製作 |
主な受賞歴
第44回日本伝統工芸展文部大臣賞(1997)、紫綬褒章(1997)
第45回日本伝統工芸展朝日新聞社賞(1998)など
主な役職
文化審議会第一専門調査会工芸会委員、日本工芸会参与
※プロフィールは活動当時のものです